
2001年に四輪車による本格運用が始まって以来、その便利さと割引料金の適用拡大で普及を広めたETC。国土交通省は約5,000名のモニターを募って試行運用を繰り返し、安全性に問題がないことを確認。満を持して多くのライダーが待ち望んでいたサービスが、2006年11月1日午前0時より始まりました。
有料道路での料金支払いはかなり面倒なものです。金銭受渡しのため、グローブを一旦外さなくてはなりません。バッグから小銭やカードを取り出して清算し、またグローブをはめてスタート。四輪車より、手間も時間も掛かります。雨の日や強風の日には吹きさらしの中。後続車に圧迫感を覚えるライダーも多かったです。しかも、お金を落とすとバイクを降りて拾いに行かなくてはいけませんでした。
便利で快適な走行を約束するETC。料金所でのロスタイムが大幅に短縮され、渋滞解消にも繋がります。導入と同時に割引が適用され、様々な特典も受けることが出来ます。
二輪車専用ETC機器は一体型・分離型合わせて4つになります。
一体型は、車載器をハンドル周りに取り付けします。手元で簡単にETCカードの抜き差しが可能です。
分離型はアンテナ・インジケーターのみをハンドル周りに取り付けし、車載器はシート下などに取り付けるのでハンドル周りをスッキリにすることが出来ます。
| 会社名 | ||||
| ETC本体 | ![]() 一体型 JRM-12 |
![]() 分離型 JRM-11 |
![]() 一体型 MSC-BE21 |
![]() 分離型 MSC-BE31 |
| 本体価格 | 19,950円 | 29,820円 | 19,950円 | 28,800円 |
| セットアップ料金 | 2,625円 | |||
| 取付工賃(※) | 5,250円 | 10,500円 | 5,250円 | 10,500円 |
| 支払額 | 27,825円 | 42,945円 | 27,825円 | 41,925円 |
※車種や取付位置によって料金は変わります。別途取付ステー代が必要です。
※上記金額には5%の消費税が含まれています。
上記支払額については、あくまでも目安です。
取り付けの際は、お近くのセットアップ店までお問い合わせください。
ETCの不正利用を防止するため、 二輪車販売店、整備工場などのセットアップ店として登録された二輪車ETCセットアップ取扱店で機器を購入し、取り付け、セットアップを行わなければならないこととなっています。所有者などの個人がETCの取り付け、セットアップを行う事は認められていません。
二輪車専用でない車載器は防水性・耐振動性を確保していません。従って、誤作動等を引き起こす可能性があるので、二輪車専用でない車載器を取付けることは絶対に止めてください。
二輪車と四輪車を保有している場合、既に四輪車でETCを利用しているETCカードをそのまま二輪車の車載器で使用出来ます。
ETCを使って料金所を通過すると、支払いはETCカードの名義人に課金され、クレジットカードで買い物をしたと同じように請求されます。
車載器の名義人ではなくETCカードの名義人に課金されますので、レンタルバイクなど借りた車でも自分のETCカードを利用することが可能ですし、二輪車と四輪車をなどの車輌の種別を問わず使用出来ます。
ETCカードの発行についての、お申込み方法や発行までの期間などについては、クレジット会社の機能を利用出来るクレジットカード会社、またはクレジット会社を通さないETCパーソナルカードを発行している有料道路会社へ直接お問合せください。
ETCを装着し、いざツーリングへ! 高速道路の料金所ではETCレーンを通ることになりますが、その際は下記に挙げた点に注意してください。
(1) 時速20km以下に減速して進入し、徐行で通行しましょう
(2) 料金所レーンでの並走、追い抜きはしません
(3) 十分な車間距離を取って1台ずつ進入しましょう
(4) ETCカードの取扱いは確実に(特に有効期限、インジケータの確認をしましょう)

ETCレーンに進入した際に開閉バーが開かなかったら、その場で止まらずにそのまま開閉バーを避けてETCレーンから退避してください。安全なところに退避したあとで、最寄の道路会社に連絡をお願いいたします。
二輪車ETCに関することについては、下記サイトをご覧頂くか
(財)道路システム高度化推進機構へお問い合わせください。

高速道路は、対向車はいませんし、横から飛び出してくる歩行者もいません。一般道よりも安全に長距離を走ることが出来ますが、速度が高くなっているため一般道路とは違った運転が必要です。意識して余裕のある走行を心掛けて下さい。
「年齢20歳以上」かつ「大型自動二輪車免許又は普通自動二輪車免許を受けていた期間が通算3年以上」 であれば高速道路で自動二輪車の二人乗りが出来ます。タンデムツーリングのコツは下記サイトを参考にしてください。
速度規制がなければ、100km/hまでスピードを出せますが、高速道路では気象条件など自然現象や道路工事、また事故などにより最高速度が規制される場合があります。道路標識に注意して、その時の状況に合った安全な速度で走行しましょう。
高速道路から、一般道に降りたばかりの時は、速度感覚がマヒしているため、スピードメーターを確認して、スピードの出し過ぎに注意してください。
速度が高くなっているため「危険を発見してから、停止するまでの距離」が長くなります。制動距離は一般に50km/hで約18m、100km/hで約84m必要とされています。速度が2倍になると、制動距離は約4倍にも伸びます。それだけ、車間距離を十分に保つことが重要です。追突事故を防ぐためにも、十分な車間距離をとりましょう。雨で路面が濡れていたり、タイヤが磨り減ってたりする時は、通常の2倍程度の車間距離が必要とされています。
アクセルを一定にしていても、下り坂ではスピードが上がり、上り坂ではスピードが落ちます。特に上り坂でスピードが落ちると、後続車との車間距離が詰まって流れを乱したり、後続車が次々とブレーキを踏んで渋滞が発生します。時々スピードメーターを確認して、スピードが極端に変わらないように注意しましょう。
高速道路では、トンネルの出口、山間部に架けられた橋の上、海岸沿いの橋の上、切り通しの終点などは、強風や突風の吹きやすい場所があります。それまで快適に走っていたのが、突然横から圧力がかかると、一瞬急ブレーキを踏んだり、急ハンドルを切ってしまいます。風による事故はこの瞬間が最も多いとされています。普段の安全運転で、ちょっとスピードを落として、急ブレーキや急ハンドルはしないようにすればいいのです。パニックにならないように、早めに道路状況を把握して、そのポイントにさしかかったら、心の準備をしておきましょう。
首都高速などの都市高速道路は、高速道路とは言えないような急カーブが多く、出入り口が複雑で、さらに合流地点の多さなど危険な箇所がたくさんあります。それなりの知識が無いと、利用するのは難しいでしょう。しかし、うまく利用すればとても便利な道路である事は間違いありません。活用するためには、首都高速の道路地図を、ある程度頭に入れておく必要があります。それによって一日中流される交通情報も理解出来て、走り方にも余裕が出来て、上手く利用出来るようになります。
高速道路では、意外と体力が消耗されます。また時速100km/hで走行時の空気抵抗は約28m/秒と台風並です。一般道路を走る時の休憩の目安は2時間に1回ですが、高速道路では早めに休憩を取り、疲れを感じる前に、SAやPAに入るようにしましょう。

2011年6月25日(土)以降のETC時間帯割引は以下の通りになります。
※時間帯割引は重複適用されません。割引額が最も大きいものが適用されます。
詳細については、各道路会社へお問い合わせください。
東京・大阪近郊以外の地方部区間は土・日・祝日の終日に走行した場合、最大50%割引
東京・大阪近郊の大都市近郊区間は土・日・祝日の6時~22時に走行した場合、最大30%割引、0時~6時・22時~24時に走行した場合、最大50%割引
上限1,000円は、2011年6月19日(日)で終了しました。
0時~4時に走行した場合( 0時~4時をまたがる走行の場合も対象)最大50%割引
東京・大阪近郊の大都市近郊区間で、22時~翌日6時までの間に料金所を通過し、1回の走行が100km.以内の場合、最大50%割引
東京・大阪近郊以外の地方部区間で、6時~9時・17時~20時までの間に料金所を通過し、午前・午後それぞれ最初の1回走行した分 (2回目以降は対象外)、最大100km相当分まで最大50%割引
東京・大阪近郊以外の地方部区間で、祝日を除く月~金曜日の6時~20時までの間に料金所を通過した場合、最大100km相当分まで最大30%割引
祝日を除く月~金曜日の4時~6時・20時~24時までの間に料金所を通過した場合、最大100km相当分まで最大30%割引
・恵那山トンネル区間・飛騨トンネル区間・伊勢湾岸道路の料金割引
・東海環状道路連続利用割引
・圏央道全線利用割引
・圏央道連続利用割引
があります。